2022年10月06日
鈴木教授が語る!日本の食の未来
東京大学教授・鈴木宣弘氏が語る「食と農を守るために私たちができること」
2024年12月20日
最近、東京大学大学院農学生命研究所の鈴木宣弘教授とのインタビューが行われました。鈴木教授は、食や農の未来に関する多くの著書を通じて、日本の食料危機に警鐘を鳴らし続けています。
日本が直面する食料危機
鈴木教授によると、日本は深刻な食料危機に直面しています。コロナショックによる世界的な物流の混乱、中国の爆買いによる食料資源の圧迫、異常気象の増加、ウクライナ紛争の影響などが、日本の食料自給率を脅かしています。
特に、日本の野菜自給率は80%ですが、タネの90%を輸入に頼っており、真の自給率は8%に過ぎません。また、化学肥料の高騰も農業に大きな影響を与えています。
農業の現状と危機
鈴木教授は、日本の農業が危機に瀕していることを指摘します。酪農家の98%が赤字経営で、米農家も同様に大赤字の状況です。政府の政策や国際的な圧力が、日本の農業を苦しめていると語ります。
食の安全性の問題
輸入食品の安全性にも問題があります。成長ホルモンを使用したアメリカ産牛肉の増加や、グリホサートを含む輸入小麦の問題などが挙げられます。
日本の食と農の未来
鈴木教授は、日本の食と農の未来を守るために、有機農業の拡大や地元産の安全な農産物の利用、消費者と生産者のネットワーク強化などを提案しています。
私たちにできること
最後に、鈴木教授は消費者に対して、現地に足を運び、生産者との交流を深めることで、食と農の未来を共に作り上げることを呼びかけています。
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